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@喪ゲ女BBS
56 名前: 喪ゲ名無しさん 2009/01/15(木) 22:55:26
「双璧」とか「ツートップ」というものに萌える。
相棒というわけではない。ライバルともちょっと違う。
例えばバンドのツインボーカル。
決して2人組みのデュオというわけでもなく、5人も6人もいる中での中心が2人。
それもどっちが優位とか担当パートが多いとかいう事はなく、あくまで対等に
歌って踊って曲を作る。
むしろそうでなければツートップとは言わん。
しかし音域には差があるといいな。
お互い手を出せない部分があって、だからこその支えあい競い合う相互関係!
そして片方だけではライブもレコーディングも何もかも絶対に成り立たない。
絶対に2人一緒にいて息を合わせて取り掛からないと、
本人たちも物足りないし、見ているファンやスタッフも物足りない。
「二人一緒」がもう地盤のようになってると尚よろしい。
もうひとつ、ファンタジーなら例えば王国に仕える騎士団長と魔術師長。
誇りと名誉を何よりも重んじる脳筋気味で頑固な騎士団長、
逆に知識を何よりの財産と考える専門バカ気味な魔術師達の長。
この2人は仲が悪い。もう事あるごとに反目しあう犬猿の仲。
でもそれ以上に2人とも王様が大好き!
王様のためなら何でもするという部分だけは共通しているだけにタチが悪くて
お互い、忠誠心であんな野郎には負けぬ、なんて常に張り合ってます。
そして、何しろ王国の武力の面と知力の面を預かっている2人なので
王様から意見を聞かれることもよくあるわけです。
そんな時、2人ともそれはもう張り切ってこの局面で最上と思われる意見をします。
それは決して王様から気に入られたいとか寵愛を受けたいと思って言う訳ではなく、
真に国のこと王のことを想って、それぞれが自分が最上と思う事を上申するんです。
しかし「王様大好き」という所意外全く共通する点がない2人なので、
意見が食い違うことはままあります。
そうなるともう途端に一触即発、玉座の前であることも忘れて火花を散らし合うでしょう。
「ふん、貴殿のひ弱な腕など、私の剣を受けただけで折れてしまうだろうな」
「おやおや、貴方自慢のその剣と鎧こそ、私の雷を良く通しそうではありませんか」
とにかくこんな調子。
新入りの兵士やメイドが見たら肝を冷やすような光景ですが、
昔からいる周りの人たちはもう慣れたもんです。
王様でさえうっかり
「お主たちは仲が良いのう」
なんて口を挟んでしまって
「「仲良くなどありません!!」」
とステレオで怒られたりしています。
こんなところは息がぴったり合うんですこの2人。
性質が違うとは言え、芯の所では似たもの同士なのかもしれません。
あ、ちなみにここで言う王様とは、白髭をたっぷり蓄えた、
朗らかな笑顔の、最近ちょっとお腹まわりが気になる王様。
何か途中から訳が分からなくなってきたけど、とにかく
「能力が全く対等で一緒にいるのが当たり前の2人」とか
「能力は対等だけど性質が違ってて仲が悪い、しかし大義は同じ2人」に萌えるという話。
双璧というニュアンスがたまらない!