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@801板
402 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 22:39:09 ID:NHA1jEZO0
サークルの先輩(今は社会人)に誘われて飲み会に参加してきた。
A 30歳。プロカメラマン。サークルではギターやってた。生まれつき目が青灰色の男前。
B 27歳。漫画家志望の銀行マン。ドラムやってた。酔っぱらうと二重になる。
C 25歳。営業マン。まつげフサフサでやたらオシャレな武豊。ボーカル。
居酒屋で揚げ出し豆腐を食べようとしたCの一言からあほもスタート。
C「あっ、あつ!あつい!(慌てて豆腐をフーフーする)」
A「ハァー…(と、おおげさなため息)」
C「なんすか」
B「またお前はさー、そうやって相変わらず母性本能くすぐるよね」
C「くすぐってませんよ、ていうかこの中で母性あっていいのは私ちゃんだけでしょ」
B「(Aに向かって)無意識だよ、これ」
A「お前さー…、かわいいんだよ」
C「なに言うんですか急に」
B「俺、お前が1年生のときからかわいいと思ってたよ」
C「そんなまえからwww」
A「俺なんか、1日に一回は思ってるよ、Cはかわいいなーって」
C「やめてくださいよ、どんな顔したらいいやら…」
Cと私は終電で帰る予定だったから、みんなが駅まで送ってくれたんだけど、
何故か改札をくぐったのは私ひとりだった。
まー、あれだ、私2年くらい前からCに惚れてたので、今日は密かに気合い入れてた。
よっしゃああ!帰り一緒!チャンス!とか思わなかったとは言わないが…。
今思えば完全に浅はかだった。
え?と思ってふりかえると、Cは超笑顔のAとBにがっちり左右から腕組みでホールドされて困り笑い。
なんか、幸せな気持ちになったので、私も超笑顔で手を振って電車に乗った。
わが空気人生に一片の悔い無し。