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@801板
246 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/06/04(金) 21:55:03 ID:06y2QA+C0
ありきたりだと思うけど最近ウォシュレット×トイレットペーパーに萌えた。
コツコツと仕事を続けて来たトイレットペーパー。しかしウォシュレットが現れ
その地位を奪われてしまう。
森林を犠牲にしないと仕事をする事ができないトイレットペーパーと違い、
よりはやく残骸も少なく美しく仕事をするウォシュレット。
もう自分の時代は終わったのだ。
ひっそりと忘れさられるだろうと思っていたが、そこに僥倖が。
ウォシュレット「俺だけでは本当に民草を満足させる事は出来ない。お前が必要なんだ」
そう、ウォシュレットはより美しく優しく仕事をする事が可能だが、
水に濡れたままでは不快感を残すと言う最大の欠点があった。
ウォシュレットは誰よりも早くそれに気付いていた。
自分が存在する為にはトイレットペーパーの存在が不可欠なのだ。
しかし、トイレットペーパーは自分の存在が無くても仕事を成し遂げられる。
この世の誰よりもトイレットペーパーを必要としていたのは、実はウォシュレットだったのだ。
どうか俺の傍に居て俺に力を貸してくれと言う言葉に、トイレットペーパーは
影からウォシュレットを支える事を誓う。
だがそこに現れた「おしり乾燥機能付きウォシュレット」。
乾燥機能付き「貴様らは結局自然を犠牲にしないと生き続ける事は出来ない。
兄上(=旧型ウォシュレット)もう貴方の時代は終わったのだ。
そのトイレットペーパーと共に朽ち果てるが良い!!」
いままで尽くして来た民草にも、一転罵倒され蔑まれるようになる。
その言葉が正しい事は分かっている。自分達は多くの犠牲の上で成り立つ存在。
寄り添い共に手を取り歩むウォシュレットとトイレットペーパー。
破滅への未来しか見えないが、それでも自分達を必要をしている人がいる限り、
この歩みを止める事はできないのだ。
ただ、願わくば少しでも長く共にありたいとひっそりと手を繋ぎ涙を流した。
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