人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ3
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464 名前: 彼氏いない歴774年 [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 14:00:27 ID:W7jPdO67
ファンタジー妄想。
モジョーは放浪の剣士で、モンスターを狩っては賞金を稼ぎ、のらりくらりと暮らしている。
ある日森で狩りをしていると、見たこともない程鮮やかな赤色のトカゲが死にかけていた。
大きさは猫程で、うろこは宝石のようにキラキラと輝き、2本のツノまで生えている。
こりゃあめずらしい!死ぬ前に見世物小屋に売れば儲かる!と持ち上げたら
口から炎を噴いた。あやうく髪が焦げそうになって叫ぶ。
「なっ…にすんのよこのクソトカゲ!」
「ざけんな!俺はトカゲじゃねえ!由緒正しき精霊サマだ!」
「ヒッ!?しゃべっ・・・!?!」
とまあありがちな展開で、なぜかしゃべるトカゲと共に旅をすることになる。
トカゲは超俺様で、いつもモジョーの肩にのっかって文句ばかり言う。
モ「ちょっとアンタ重いんだけど」
ト「俺様を歩かせられるのは魔王さまだけだ」
とか
ト「俺はウサギの肉しか食わないぞ」
モ「ハァ?!アンタ肉食なわけ?!」
とか食べ物からモジョーの男の趣味にまで小煩い。
しかしその炎を操る力で、モンスター狩りの良きパートナーになっていく。
普段は言い合いばかりしている1人と1匹も、戦いになると絶妙に息が合った。
トカゲとのコンビで日に日に名を上げていったモジョーの元には、
危険な依頼なども舞い込むようになる。
ある日、砂漠に住む巨大クモの退治の依頼が来る。
モジョーは行くといったが、トカゲはそれを止めた。
ト「あのクモは危険だ。俺達の力では倒しきれないかもしれない」
モ「なんで巨大クモの事知ってるの?」
ト「…まぁ、ちっとばかし縁があるんだ。昔な」
と煮え切らない態度。
465 名前: 彼氏いない歴774年 [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 14:01:53 ID:W7jPdO67
しかしモジョーはどうしてもクモを倒したかった。
モジョーの故郷は砂漠のオアシスにあったが、
彼女が10歳の時巨大クモに襲われ壊滅したのだ。
「父さんも母さんもあいつにやられた。これ以上野放しにはしない」
モジョーの決心が固いのを見て、トカゲはしぶしぶクモ退治を了承したのだった。
そんなこんなで砂漠に向かう。
いつもよりも厳しい環境での野宿は、二人の会話をはずませる。
モジョーは今までトカゲが炎の精霊で数百年生きている、という程度の事しか知らなかった。
ト「俺は魔王様に仕えていた。」
モ「魔王…?っておとぎばなしの?」
ト「ハハ。今はおとぎばなしって事になってんのか。でも違う。魔王様はいるんだ。」
モジョーは魔王だなんて伝承でしか聞いたことがないし、信じられない。
ただトカゲがいつになく大人しく嫌味も言わないので、とりあえず頭をなでてやった。
そんなこんなで巨大クモを探し出し二人は戦闘を開始する。
が、その大きさに二人は手こずる。
ト「何かが…。何か異様な力を感じる…」
モ「どういうこと?!」
ゴゴゴゴ、と言う音に見上げると、クモの頭上に黒い雲が集まっている。
クモが足を一振りすると、雷が轟きトカゲに命中した。
モ「トカゲ!!!」
ト「ぐっ…これは魔王の…」
どういうことだ。
クモが魔法を使えるだなんて聞いたこともない。
モジョーはトカゲをかばうように剣を振るうが、クモは素早く捉えきれない。
ついには剣も弾き飛ばされ、モジョーは地面に押さえつけられた。
針のように鋭い足がモジョーの顔面に狙いを定めている。
もう駄目だ!モジョーが硬く目をつむった瞬間、キィンと何かを弾く音がした。
466 名前: 彼氏いない歴774年 [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 14:03:30 ID:W7jPdO67
恐る恐る目を開けると、見えたのは、赤。
腰まで届く赤い髪に、褐色の肌。頭には2本の角。
「ハッ!今の一撃は効いたなァ。おかげで人型に戻れちまったぜ!」
まさか。まさか。
モ「…トカゲ?」
ト「おーよ」
人型に戻ったトカゲはとんでもなく強く、あっさりとクモを倒す。
モ「あんたなんで今までトカゲの姿だったのよ!」
ト「死にかけてたから魔力全部回復にまわしてたんだよ!」
モ「とっくに全快してるじゃないの!」
ト「トカゲの姿のほうが省エネなんだ。っつーわけで戻るわ」
モ「ちょっ!」
そんなわけでトカゲの姿に戻ってしまった。
このあとピンチの時だけ都合よく人型になりモジョーを助けるトカゲに嬉しいやらムカツクやら。
いずれ魔王の陰謀に巻き込まれていくのだが、それはまた別の話。
……っていう厨二病妄想をいつもしてるよ!長くてゴメン\(^o^)/
爬虫類大好きでゴメン\(^o^)/
この後ヘタレ神官とかツンツン魔法使いとか
勘違い自称勇者が加わってトカゲが焼きもち焼くよ\(^o^)/
Gojiro 〜南太平洋の巨大トカゲと日本少年の愛と友情の物語
2008年04月30日
赤色のトカゲ
posted by moge at 11:31
| Comment(39)
| 妄想
ツンツン魔法使い…(*´Д`)
ヤキモチトカゲもえす
本かけよwww
続き読みてぇー――――!!
心根は本当に勇者様みたいになっていくんですね。わかります。
赤トカゲを筆頭にヘタレ神官にツンツン魔法使いに勘違い勇者ってだけでも十分だけど、なんかもっと人増やせそうだし。
クリアするイベント(クエスト?)とかそれに伴って倒すボス敵とかモジョーのパラメーター(ちからをあげるとトカゲの好感度が上がるとか)とか手に入れたアイテムの種類とか個数によって落とせる相手が変わったり特別イベントがあったりするといい。
ベタな話なだけに、ちょっとヤンデレっぽいバッドエンドもチラリとあると話が締まっていい感じになると思うんだぜい。
間違いなく劇場化決定までいくww
わっふるわっふる
つ【2000】
厨二病設定?それがどうした!オタなら誰しも通る道だろうが!
ついでにそのゲーム機を万歩計とかWiiFitとかにつなげてくれてゲームやりつつ軽い運動できるようにしてくれたら寝食忘れてゲーム&ダイエットに励むこと間違いなし。
敵の設定とか過去エピとか。
自分も妄想設定を常時3つくらい持ってるけどどんどん自分向けにグレードアップしてる。
なんかテンション上がった
※seesaaが重い時は反映されるまで時間がかかります。