修羅場中の珍事【15】
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255 名前: 珍事。 [sage] 投稿日: 2008/03/09(日) 21:18:24 ID:wD86ny9B0
ぶたぎる。
ようやく成績発表が終わって、ひと段落したから吐き出す。
テストで一つ単位を落としてしまい、底上げとしてレポートを
一本上げることになった。無論、手抜きは出来ない。
まあ、そういう訳で就職活動と平行した修羅場になり
部屋で、猫を暖房にして死に掛けていた。
そんなある日。
兄が女友達を連れてきた。
我が家に始めてのご招待。ようこそ魔窟へ。
だがしかし、取り繕った自分の姿を見せるのは良いが
部屋着の自分などは見せられない。
兄のフラグをバッキバキにしかねない。
が。
そんな願いもむなしく、部屋から脱出したい猫様が、部屋の
内側からドアをカリカリしやがりくださいました所、兄が
自室のドアを開けてしまった。友達ともに。
初の顔合わせが、女友達さん、仕事帰りだからか、綺麗なスーツ姿。
自分、半纏の下に、地上最強のボケ老人が鬼気迫る顔で鯉を丸かじり
してるTシャツ。
もうね。
終わりだと思いました。
兄は一人っ子として結婚でもして下さい。と思った。
固まりながらも、会釈をすると、相手さんは、
「こんばんわ。おじゃましてます。○○です。
・・・あの、その胸の漫画、好きなんですか?」
食いついて下さりやがりました。
その後、動かない脳みそで一緒にお茶を飲んだまでは覚えてる。
覚えてるんだ。そこまでは。
その後、記憶が見事に飛んでる。
自分が曖昧な状態になってたっぽい。
次の日の朝、兄がニコニコ笑顔で、
「いやあ、○○さんと盛り上がってたねえ。
兄ちゃん置いてけぼりだよ。」
と言いながら、こちらのコーヒーに大量の砂糖を投下してきたので
昨日の事を聞いてみると、その後、兄の友人と自分とで、兄を
置いてけぼりにしながら、
「やっぱり師範が格好良いよねー♪」
「そうそう、決闘場でハラワタを撒いたりw」
「ほほう、良いところをw他にどのあたりが好きなんですか?」
「やっぱり師匠が遊び半分で坊主を撲殺するところとかが…」
などと、大盛り上がりだったそうです。
結局、記憶には無いけど、兄のフラグは保てました。自分の単位も。
そんな、微妙な珍事。同人要素が少なくてごめん。
とりあえず、兄に話題に出た漫画を全巻貸し出してみたら
「アタイ、こんなの怖くて読めない!」
と言いながら、リビングで80年代少女漫画風の崩れ乙女座りしてる。
半裸で。
2008年03月09日
怖くて読めない!
posted by moge at 22:15
| Comment(10)
| 同人
シグルイなんだな!!
255はまさに曖昧な状態だったんだな…
和んだ
これはよく釣れたなぁw
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