【無機物】 露 受 け 【非生物】
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812 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/23(日) 11:18:01 ID:hROoTk09O
リモコンは悲しんでいた。
今まで長年連れ添っていた電池が急に動かなくなったのだ。
リモコンはそれが死という事を痛いほど理解していた。
いつもそうだった。どんなに愛していても、どんなに
一緒にいようと、約束しても結局は悲しみが待っている。
産まれた時から自分に化せられた運命を何度恨んだだろう。
リモコンは悲しみで動けなかった。
毎回、誰かがこの心の穴を埋めてくれるまでリモコンは動けない。
特に彼の悲しみは大きかった。
彼は他の電池とは違った雰囲気で、リモコンは
他の誰よりも彼の事を心から愛していた。
きっと彼より好きな電池なんて現れない。
それなのに、俺は生きていかなければならないんだ。
今までの電池が、そして彼がくれた命を捨てるわけにはいかない。
必死に最期の最期までボロボロになって生かそうとしてくれた。
最期まで明るい笑顔だった。
リモコンのカバーが開けられた。
また新しい電池が来たのだろう。
彼以外の電池なんかどれだって同じだ。
何も変わらないのに。
ゆっくりとリモコンの中に入っていく電池。
電池が完全に入ると、
リモコンは身体中に電気が走るほど感じてしまった。
この感覚はまさか……
「よ、久しぶり。」
「…え?お前死んだんじゃ…」
「は?勝手に殺すな。俺はただ充電してただけだ。」
「充電……?」
「なんだ充電も知らないのか?
充電ってのはちょっと充電器さんの所に……
って聞いてるか?」
「生きてるんだな?そうだよな!」
「まぁ充電すれば結構生きられるが、
あれ?言わなかったか、俺が充電タイプの電池だって」
「えっ?……う、そうだっけ…」
「……」
「……」
「まぁ、良かった…これでずっと一緒だな。」
「そうだな、充電の時期以外はな。」
「…ん?ってことはお前充電器と…」
「えっ?いやあのな…」
「その反応なんだよ、よっぽど充電器良かったんだ」
「いや…」
「くそ…これから力抑えめでやるからな。」
「はいはい…」
駄文章ごめん
三洋電機 eneloop
2007年12月26日
長年連れ添っていた電池
posted by moge at 18:04
| Comment(21)
| 801
つ100
続編期待してますね
つ500
買いに行くんで
っ500
つ500
乾電池タン、リモコンと暮らすために充電器と…゚(゚´Д`゚)゚
801板のスレに何を求めているんだw
やっぱ男の方が萌えるかも
。・゚・(ノ∀`)・゚・。
エ○ループとかは寿命延びてるのかな。
初代GB〜GBA時代に使ってた充電池は3回くらい買い換えたよ。
一晩充電器と過ごしたらまた戻ってきてくれる、そう信じていたのに、それが永遠の別れだったことを知ったときのGBのショックに思いを馳せて少し泣いた。
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