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879 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2007/09/14(金) 11:44:50 ID:8Eonyf8I0
厨房時代、淡い初恋を抱いた大学生で
家庭教師のセンセイがいた。
とりあえず自分がオタな事を隠すため、
漫画も普通っぽいのだけ本棚に入れて後はしまい込み、
アニメのポスターなんかも貼らず
けしておたくの話はせず
そう言うものになり切れるように努力していた。
まぁ、根っこからオタだったんで、
にじみ出るものはあったと思うんだけど。
そんなある日、学校から帰るともう部屋に上がっているセンセイ。
手に持っていたのは、私が落書き帳に書いたホモ妄想全開の
痛い厨二病の絵達。
しかも、絵にはもう目も当てられない
恥ずかしい妄想コメントがつきまくりんぐ。
絵も、複雑骨折した人とは思えない
頭蓋骨どうなってるの的な顔中目だらけ、
今で言うとオヴァ絵のもう痛々しくて死にそうになる絵。
そ れ を セ ン セ イ が 見 て た 。
固まる私。
私を見つけて笑顔で「上手いね」と言い放つセンセイ。
今の一言はむしろトドメでした!と
くずおれそうになる心を抑え「どうしたんですかそれ」と聞くと、
「ああ、妹さんがお姉ちゃんが描いた絵を見ますかって」
い も う と の し わ ざ か
と言うか、当時小学生だったマイシスター、
ねえちゃんのホモ妄想を見てたのか。
いたたまれなくなった中三の夏。
そのままセンセイは何事もなかったかのように接してくれましたが、
私はそっちのほうがいたたまれなさに死にたくなりました。
そして、私30代突入、お互いそれぞれ結婚しましたが、
未だセンセイとはたまに会う事がある。
未だにその話をされて、ちょっと鬱になりかけたりします。
私の夫の前でその話をしないでよ、センセイー。
大切にしてるな。
一歩間違えば「フフフ、あのことをバラすぜ」ってな
ことに。
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