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459 名前: おさかなくわえた名無しさん : [sage] 投稿日: 2007/03/11(日) 10:25:51 ID:8q2ZSWPH
厨房の時、演劇部で「朗読で発声と表現力をナンタラカンタラ…」つって、
各々好きな小説持ち寄って朗読会をしてたんだけど、
ある日、文学美少女の副部長がコレットの『青い麦』を読んだのを発端に、
だんだん持ち寄る本が尋常で無くなってった…。
花恥ずかしい年頃の娘さん10人余りが、真面目な顔で寄り集まって、
黄昏の校舎でフランス書院だのルビー文庫だのニシムーラジュコーだのを朗読。
「朗読という行為が目的なのだから、笑ったり、恥ずかしがってはならない。
登場人物の心情が聞き手に伝わるよう、工夫する」
との鉄の掟のもとに、それらの朗読はカセットテープに収められ、
寸評会などもやっていた…
しかし、何が一番恐ろしかったかって、こいつらそのカオステープを
『目が御不自由な方のための朗読文庫』として
どっかボランティア団体に寄贈しよう、と考えていたことです。
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