2006年12月11日

小学六年生の夏、私は鬼だった

【ぽかり】中二病総合スレ10年目【キウィ!!】
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392 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2006/12/09(土) 18:30:36 ID:eOo20AJF
小学六年生の夏、私は鬼だった

放課後までは普通に生活するんだが放課後になると

「私は鬼…誰も近づかないで・・・(これ重要文句)」

と呟き平仮名で名前の書かれた刃物を持って
クラスメイトを追い掛け回す。

走り方もただ追いまわすのじゃなくて机にとびのったり
「きひゃああああ!!!」とかいう叫び声をあげながら。

しかも設定は

「鬼になんかなりたくないの!でも、でも私鬼になっちゃうの!」

みたいな感じだったので

「ごめんなさい!こんなことしたくないの!
 きひゃあああああ!!!!」

とかいいながら追いまわしていた。

それから刃物持込禁止という校則ができてはさみを持ち込めなくなった。

少し「鬼」の出現度を抑えたものの
「鬼」やり続けた私はある日の帰りの会。

「○○さん、ちょっと立ちなさい」と立たされる私。

「貴方、はさみ持ってきてるそうね?何でなの?」

立ったままおろおろする私に
「鬼なんだろーwww」とはやし立てる周りのクラスメイト。

クラスメイトの爆笑と
それに怒る先生の声に耐え切れなかった私はトイレに駆けこんだ。

小学六年生の冬、私は「トイレの花子さん」になった


佐治武士 鬼夜叉
posted by moge at 17:32 | Comment(1) | 過ち


この記事へのコメント

  1. 新ジャンル「小6病」の幕開けである
    Posted by at 2006年12月11日 19:36
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