2006年11月30日

心からそう呟いた

だめぇ 中に白いの出しちゃいやぁぁぁぁぁぁ
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994 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/11/29(水) 23:33:47 ID:z5+nYYcu

『…もう直ぐ終わっちゃう…。』

あたしは、つまんなそうにそう呟いた…。

『あーあ…長い様で、何かあっと言う間だったよねぇ〜。』

此処であった事を、色々思い出しては、ついつい溜息を吐く。
後、もう少しであたしは、皆にとって用済みな存在…に
なっちゃうんだね。

『えへへ…皆、こんなあたしを
 いっぱい愛してくれて本当に…有り難う…。』

そう言った刹那、皆に、確かに愛された嬉しさと
もう直ぐ終わる寂しさが入り交じった、

そんな複雑な気持ちに、
この小さな胸が、きゅうっ…と締め付けられる思いがした。
その想いに、心が反応したのか、あたしの瞳から、一筋の
雫が零れ落ちる…。

『あ…あれ…?おかしいな…何であたし…泣いてるんだろう…?』

あたし自身、此れが仕方の無い事だって、わかっては居るの…。
あたしには、皆を引き止められる力は、もう残ってはいないのだから…。

だから、あたしから旅立つ皆を
あたしだけは笑って見送ろうって、心に決めていた。

だけど、やっぱり、無理だったみたい…。

大好きな皆と、もう少しでお別れなんて…寂しすぎる。
でも…既に始まった別れ迄の時間は、決して待ってはくれない…。
新たな旅立ちが、もう其処迄、迫って居るんだ…。

『…時々で良いから思い出してね…?
 確かにあたしが、此処に居た事を…。』

溢れる涙は、その侭に…あたしは、覚悟を決めると
旅立つ皆に向かって、笑顔でそう確かに告げる。

そして、お願いだから、次に産まれる娘も
あたし同様に、沢山可愛がってあげて下さい…。
産まれたばかりのあの娘を、皆で立派にしてやって下さい…。
これが、あたしから皆への、最後の我侭…。


『間違いでも良いから、
 あたしをこの世に産んでくれた、1さんに感謝を捧げます。』

あたしは、最後に、消え入りそうな声で、心からそう呟いた…。



――― 1000迫るこのスレの心の呟きでした。
posted by moge at 09:55 | Comment(1) | その他


この記事へのコメント
  1. 日本のアニミズムここにきわまる
    Posted by キーン at 2006年11月30日 13:07
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