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@喪女板
573 彼氏いない歴774年 sage 2012/06/17(日) 07:47:24.48 ID:WAEhUC+y
FF10の世界で召喚士になる妄想がマイブーム(悲恋妄想です)
ユウナ的ポジションで、でもガードは1人だけだといい
召喚士モジョは、幼馴染のガード男性と二人でザナルカンドを目指す
幼馴染は口が悪く唯我独尊タイプで道中は寄り道・道草ばかり
トラブルメーカーな彼に生真面目なモジョは呆れつつもお付き合い
結果、なかなか旅が進まない
そんな中訪れたある村を、シンが急襲する。モジョ達は応戦するが
2人では手が回りきらず、村は甚大な被害を受ける
その様を目の当たりにしたモジョは、早くザナルカンドに行かねばと焦る
が、幼馴染は相変わらず飄々としていて焦る気配がない
焦りと自分の無力さへの苛立ちもあり、モジョは彼に怒りをぶちまける
早く行かないと世界中の人達が殺されてしまうのにどうして、と
憤るモジョの言葉を黙って聞いていた幼馴染は「究極召喚を手に入れれば…」
との言葉に反応し叫ぶ。「入れれば、なんだよ…そしたらお前、死ぬんだろうが!」
そう、シンを一時的に倒す唯一の手段である究極召喚を行えば
召喚士であるモジョは死ぬ。それは旅に出た時から、いや、もっと遥か昔、
幼いモジョが召喚士になると決めた時から分かっていたことだ
それを幼馴染がハッキリと口にしたことはなく、ただ「ふーん。
なら仕方ねぇから俺がガードになってやるか」と肩をすくめただけだった
初めて「死」を口にした幼馴染に驚いて硬直するモジョを、幼馴染は
そのまま強く抱き締める。そして顔を埋めてつぶやいた。
「死なせたくねぇんだよ…なんで分かんねーんだ」
その言葉に、押さえていた「死」への恐怖、幼馴染と離れる寂しさが
涙となってモジョの瞳から溢れ出す
「生きていたい、離れたくない」…そう思うことは許されないのに
しかし他に目指すべき場所もなくザナルカンドへ向かった2人は
究極召喚には「祈り子」としてガード1人の命も必要になる事実を知る
動揺するモジョ。彼女が究極召喚をすれば、幼馴染もまた亡き人となるのだ
「私はあなたのいる世界を、あなたを護りたかったのに」
幼馴染には生きてほしい。しかしそれは世界中の犠牲や他の召喚士の犠牲を
容認することになってしまう。世界か2人の命か、選ぶことなど出来ない。
だが幼馴染はいつものように笑った。少し安堵したような表情で。
1人だけ残ったってしゃーねーし。お前の祈り子なんて俺くらいしか勤まんねーだろ。
幼馴染には死んで欲しくない。それは本当だ。が、最後まで自分の傍らにいてほしい。
その身勝手な気持ちも本当だった。1人で立ち向かうにはあまりに過酷な運命だから。
「あなたに死んでほしくないのに、どうすればいいのか分からない…」
泣き崩れるモジョを幼馴染はその胸に埋めさせる。少し前とは反対の図だ。
「馬ー鹿。お前がいねーんなら、生きてたって仕方ねぇよ。
言ったろ、俺はお前のガードだ。護ってやるよ…最後までちゃんと」
ザナルカンドにて。
運命に抗うことの出来なかった2人は、しかし自分達の意思で
究極召喚を手に入れた。モジョが意識を失い、祈り子が次のシンに
なり果てるまで、2人はその手を繋いでいたという。
…ユウナの父であるブラスカが旅に出る、少し前のことだった。
FF10の設定は良く出来ていて色んな立場の人を妄想してしまう
なげーよw
プリン吹いたじゃねーかww
シーモアみたいなハーフかつヤンデレ(?)は堪らん
ガガゼト山のシーモア戦で召還ボンバーやったなぁ…。
二人の子供時代の話とか幼馴染視点の話も読みたいなあ。
どこかにこんな小説転がってないものか・・・。
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