ttp://life7.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1160927550/l50
188 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 2006/10/19(木) 17:29:36 ID:ZllvCOhj
俺の友達(Aとする)が中二病だった。
「ガンガンで小説を募集しているから俺書いてみるわ」
とか言い出し、購買で作文用紙を購入し
猛烈な勢いで書いていた。
一週間くらいして、どれくらい進んだかきいてみると
「小説家デビューしちゃうと
学校やめなきゃいけないから冒頭だけ書いてやめた」
みたいな事いって俺にその冒頭文を見せてもらった。
確か内容は
主人公の起床時に妹がフライパンを棒で叩き、起こそうとするが
それでも起きないので今度は主人公の顔に顔にコンニャクをくっつけて
無理矢理起こした。
という中途半端なところで終わった。
俺がお世辞程度に
「面白いね」
と、いうと友達は
「今度の文化祭で売る!」
とか言い出し、職員室やコンビニで大量にコピーしてた。
そして、文化祭当日。
Aは一人でその自作小説(冒頭のみ)を一部20円で売ってた。
壁に「たくさん売れたら続き書きます!!」みたいなこと書いた
張り紙も貼ってた。
買っていったのは、担任の先生とAの親だけだったらしい。
Aはその日から「アニイモ」ってあだ名になってた。
(小説のタイトルが「兄と妹」だったので)
※seesaaが重い時は反映されるまで時間がかかります。