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@801板
779 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/05/10(月) 12:13:19 ID:K4M+Tsvq0
不良少年と読書する優等生
782 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/05/11(火) 01:17:15 ID:d7eJ85Ey0
「お前ってさー、いっつも何か読んでるよな」
「本、好きだから」
「授業で勉強して、放課後に本読んで。お前、遊びたいとか思わねえの?ゲーセン行くとかさ」
「俺にとっては、読書は娯楽だ」
「ゴラクって。全ッ然、楽しそうに見えねーんだけど」
「そう?」
「すげえしかめっ面して読んでんじゃんお前。……なに読んでんだよ」
「推理小説」
「おもしれーの?」
「今は」
「今はって、何だそりゃ」
「結末によっては、この本を引き裂くかもしれない」
「は?」
「こう見えても握力けっこうあるから。今年の俺の体力測定の結果、知ってる?」
「いや、知らねーけど…」
「こう、本のここから真っ二つに、『税込み760円を返せ』の恨みを込めて、バリバリと」
「……え。え、マジで?」
「冗談だよ」
「……。お前さあ、ボケるならもっとそれっぽくボケろよ。真顔で言うなって」
「ん」
「しっかし、毎日毎日、字ばっかでよく飽きねーよなー。楽しいか?」
「君も」
「あ?」
「君も、毎日俺に話しかけてきて、飽きないね」
「…………」
「楽しい?」
「うっ…うるせえな!」
早く出版してくださいお願いします
その通り。ということで続きを頼むよ
まったくだ。俺だからこそ活きるものがある。
俺だからこそ!に同意
はげどう
俺だからこそ生きてくる感じがする!
まじもえた
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