その言葉を聞いてまず

チラシの裏＠801板　二百六十枚目
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＠801板

778 名前： 風と木の名無しさん [sage] 投稿日： 2010/03/07(日) 03:54:50 ID:SZxSCPqO0

電車の中で「ちんすこう」の語呂程度で騒いでる10代後半くらいの女の子達を見て
ほほえましく思った今日この頃

ちなみに自分はその言葉を聞いてまず「珍子しあわせ倶楽部」という好事家団体を妄想したよ

男性20〜50歳くらいの珍子マニアが、週末ひそかに楽しんでいる秘密倶楽部
会員はノーマルだったりゲイだったり色々だが、珍子を愛でる事を主眼に置いた人達の集まりだ
会場は火曜に主催者が決定、会員にのみ会場と入場キーワードをメールで告知
金曜の晩は関東及び周辺の愛好家たちが次々と会場（主に都内の一般ホテル）に集まってくる
学生からサラリーマン、大企業のCEOなどさまざまな人達
会員は入口で靴下と靴はそのままに、ズボンとパンツを脱がなければならないルール
会場内では男たちが気に入ったパートナーを見付け出し、互いの珍子を褒め称え、慈しんでいる
また、珍子のカタチや機能について悩みのある者の相談に乗り、勇気付けている人、
相手の珍子の置かれている現状と未来について中期計画を立案している人もいる
ここでは「男の珍子はみな平等」の精神に則り、全ての会員の珍子が丁重に扱われている


781 名前： 778 [sage] 投稿日： 2010/03/07(日) 04:07:16 ID:SZxSCPqO0
ある春の日、友人の勧めでその倶楽部に初参加を決めた男が一人
関東在住でごく普通の中小企業に勤める中肉中背、営業部の平均的なノーマル嗜好のサラリーマン

噂に聞いていた知る人ぞ知る倶楽部に会員として迎えられ、
金曜の日中は仕事が手に付かない程の浮かれよう
そんな具合なので、逸る気持ちを抑えて東武線→半蔵門線に揺られ
やっと辿り着いた会場入口でまさかの大失態
フロントで待ち構えていた眼鏡の受付係に今週の入場キーワードを訊ねられるが、
すっかり忘れてしまっていた

受付係「配信したキーワードを言って頂けないと入場はお断りさせて頂きますので」
男 　「ちょっ…ちょっと待ってください！今！今思い出しますから…！」

慌ててケータイのメモを見ようとするが
運悪く充電が切れてキーワードを見る事が出来ない

せっかく参加出来ると思っていたパーティなのに…　
楽しい気分から急降下、悲しみに襲われ涙ぐみ立ち尽くす男

すると、さっきまで不機嫌に男にキーワードの催促をしていた受付係がふいに男の手を取った

受付係「ヒントは、『沖縄のお菓子』、です」
男　　「えっ…」

思いがけず至近距離で見詰められ、暫し無言のまま視線を合わせたままの男

男「…ち…」

光る眼鏡の奥から視線を逸らさないまま受付係が体ごと接近し、男は反射的に仰け反った
後ろは壁で、必然的に男は受付係と強く密着した

受付係「『ち』…の次、は…？」

間髪いれず受付係のひざが男のひざを割り、股間を甘く圧迫し始める

男　「…ちん……っ」

と、ここまで考えたところで大手町に着いたので、
妄想を中断して客先にプレゼンする内容を思い返す作業に入った
そういえば「ちんすこう」って東京ではどこで買えるんだっけな
月曜にまた客の所に行くから帰りに買って帰ろうっと
美味しいんだよね　色々種類があってさ