人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ7
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@喪女板
26 名前: 彼氏いない歴774年 [sage] 投稿日: 2009/08/07(金) 12:20:26 ID:cPJUgbUh
英雄に仕える幼子の妄想
ファンタジー的な世界での主従
喪子は伝説の勇者の子孫
……ではなく、代々英雄に付き従った従者の末裔
栄光の陰に○○家ありと言われる血族
有能な補佐役の家系であり、喪子の家系の子を従者にすると
天下を取れるとは、実しやかに噂される
しかし、いまだ幼い喪子は一族の中でも凡弱だった
父祖から継ぐ多くの魔力はあるが、ソレをうまく使えない
多くの英雄の子達、誰もが喪子を己につけることに眉を潜めた
そんなある日、青年に謁見をと父に促され、大きな城へと向かった
金色を持つ美青年、喪子が唖然としていると、父とその青年の会話は進む
「これなるは我が娘、喪子にございます、こたびの召還は何ゆえの事で?」
「我が血にお前等が従うは宿命、父祖の代より決まりし事……それを寄こせ」
「…しかしながら、之成るは凡弱にございます…血族の、先に寄こした者は?」
「アレが優秀か?あのような驕った愚か者、とうに見切った」
父の前で気分を害したように奇麗な顔を歪める青年
そんな青年に、喪子は父の隣から、猫の子のように摘み上げられる
「お前の子だ、血筋も十分、凡弱で結構、その程度で揺らぐ我ではない」
「……まだ幼いのです、世は汚のうございます、どうか…どうか別の者を!!」
「お前も父と言う事か…だが、血には逆らえまい……ほら、誓え」
トン、と青年に前に降ろされる、自分の倍の背丈のある美しい人を見上げる
自然と膝を突く形に、頭を垂れ、手を胸の前で組む、自然とそうなる
幾代も続いてきた主従の関係、強い力に従う血筋がそうさせる
「誓え…血が覚えているだろう」
「…我が主よ、いく如何なる時も、忠誠を誓い、御身の剣に盾に成りましょう」
「して、何とする」
「我が身、我が血、貴方の先の敵を屠り、貴方の後に出来る道を守りましょう」
「もう一度だ、誓え」
「誓います、永遠の忠誠と、果てなき親愛を貴方に」
「ならば我も、永遠の信頼と、変わりなき親愛をお前に」
口に出したことのない難しい言葉が、喪子の口から流れ出る
その口上は、主従両者の血が相手を「相応しい者」と認めなくては出てこない口上
その言葉に、目前の青年……いや、主は満足したように微笑み、父は肩を落とす
その日の王宮では、変わり者王子がやっと従者を決めた事に騒然となり
その上、従者は○○家最弱の幼子だと言う事に、さらに混乱をもたらすのだった
喪子はまだある程度幼いので、王子は喪子を小脇に抱えうろつきます
様々な所に傲慢な美丈夫が幼子を抱え出没するので
ある意味世界の怪異になっていたりします
29 名前: 彼氏いない歴774年 [sage] 投稿日: 2009/08/08(土) 14:26:58 ID:LpyspyRj
鬱蒼と草木が生い茂るとある森の奥深く
美しい館がひっそりと鎮座している
その館の庭園で、王子の膝の上、喪子は出されたケーキを頬張っていた
「……始祖の伝説を辿るつもりかい?こんな山奥にまで来て」
「大まかに言えばそうだ、このような機会はまたと巡らぬ」
「だが、役者が拙いだろ?……そこの膝の上の娘、あの血筋とは思えないね」
「思えぬのに分ったか……これは幼く凡弱、だが、血は裏切らぬ」
美しい館の主人は見目麗しかった、王子が金の髪を持ち『明』を現すならば
漆黒の髪を持ち、白い肌の彼は『暗』を現すように静寂を持つ
「血筋だって事は分る、血から芳しい香りがする…しかし、従者が膝に居るようでは」
「これは凡弱、故に己を知っている、全ては我に従うこと、それがこの者の意義」
「君の危機に役に立たないじゃないか?……僕にだって腹に抱えるものはあるよ」
「お前の一族は元は闇側だったしな……好きにしろ、出来るならばの話だが」
黒髪の青年の体が動く、テーブルセットは既になぎ倒されて距離は近くなった
常人ならざらぬ身体能力は、彼が人ではない血をその身に持つということ
しかし、振り上げられた剣は、王子を斬ろうとする寸前で止まっていた
「なるほど……これは怖いね、可愛いが牙を持ってる、磨けば鋭くなるね」
「本来、あの血を持ち、真に己を知るものは、主が「おらねば」凡弱だ……だが、これには我が居る」
「よほど濃く継いだのか、血に残る記憶と同じ……ならば共に、この子が居るなら」
喉元には磨き上げられた銀のフォーク、距離を測り、寸分の違いも無く喉仏を狙われている
先ほどまでケーキを食べるために使われていた其れは、いまや立派な武器だった
青年は剣を放り、愛しげに首に突きつけられた銀のフォークを撫でる
「僕は君のためにコイツに付く、之もまた血が誘う決まりだ、だがそれだけじゃない」
「わたしのため?いままさに己を傷つけようとしていた人間のために……?」
「君のため、僕の始祖が闇の血を裏切ったのは、伝記に書かれたように英雄に傾倒したからじゃない」
此の世の至宝を扱うかのように、黒髪の青年は喪子を抱き上げる
喪子の手の銀のフォークは持たせたまま、何時その先で突き刺されても構わぬと言う様に
「英雄の片側にたたずむ者の、一瞬輝きに、一瞬で心を支配されたからだ……今のように」
見上げるように高く上げられる、眩しいものでも見るかのように
触れられているところが熱を持つ、其れは目の前の青年の喜色を現しているようだった
「もう良いだろう…それ以上触れるな変態、まったく闇の者は倒錯的で困る」
「仕方ないでしょそう言う血筋なんだし、人が混じってるから感情倍増しだね」
「フン、至上最悪のロリコンだな、気持ち悪いことこの上ない、始祖が泣くぞ」
「でも、至上最強のロリコンに言われたくないなぁ、王族で英雄筋なのにロリコンって世も末だね」
「「……ムカツク」」
一方、英雄の血と、闇の血は、基本的に仲が悪いようであった
以後、三人で様々なところを巡ったり、出掛けたりするようになりますが
両者とも相手の事をロリコンだの幼女趣味だのと罵りますが、傍から見たら両方ともロリコン
余りにも不思議な三人組のせいで、世直ししても余り気付かれなかったりします
2009年09月12日
英雄に仕える幼子の妄想
posted by moge at 17:52
| Comment(36)
| 妄想
続きを、だれか続きを…!!
金髪美青年が幼女を抱き上げてる姿がみたい・・!
いつ発行なの?!
まじで読みたいのですけど!!!
見たいゲームでほしい。
が途中でダッコちゃん人形(古)を想像した。
……さらにその後ビジュアルがポ○ョになって気分的にもにょった…orz
米17
どうしたwww落ち着けwww
完全版を出してくれえええええええええ!
だれか作ってええええあああ
誰か! 誰か続きを! 完全版を!
幼喪子が美幼女でも萌えるし、
イマイチならもっと萌え&燃える!
この設定で漫画なり小説なり書いたら、相当面白くなりそう
さぁ、続きを書くんだ
設定はすごくいいのに京極サマー彦feat.椎名アポゥみたいな文章のせいで
最後まで読めなかった。
普通に書いてくれたら三枚まで出す。
発売日はいつだね。
主従のあたりとかちょっと十二国記はいってる?とか思ったけど、それはそれで良い
ただ、誰が何をしゃべってるのか判りにくいのが難点
もうちょっと判りやすくしてくれたら絶対買う
発売日いつですか?
ところで完全版の予約はどこですればよろしいのでしょうか?
黒髪青年は誰を当てるべきだろうか
うん。いいな
やしゃ〜
は、発売日は?!
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