人に言えないような恥ずかしい妄想を書き込むスレ6
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@喪女板
138 名前: 彼氏いない歴774年 [sage] 投稿日: 2009/05/19(火) 20:51:12 ID:JIju7MXF
喪子は民間出身の喪国軍人。
己の力のみで厳しい縦社会を成り上がってきた。
協調はするが実践では一匹狼タイプ。
近頃喪国は領土侵攻を狙う池面国と戦闘を繰り返している。
「よう!」
広い戦場で男が喪子に声をかける。
長身痩躯の美麗男子、けれど挑戦的につりあがった目、短く借り上げた短髪が
より彼の男らしさと魅惑的で危険な香りを際立たせている。
彼は喪子の親しい人でもなんでもなく敵国の池面国の人間。
池面国は豊かな資源を生かし発展を遂げる、近代的な国。
一方喪国は古い慣習を守る保守的な国。
喪国育ちの喪子には軽いノリの近代男は異星人並みに扱いづらい存在。
「会いたかったぜ」
まるで離れた恋人との再会を喜ぶような言葉を吐きながらも容赦なく太刀を振るう男。
喪子も一歩もひるまない。
「私はお会いしたくありませんでした」
「相変わらずつれないねぇ」
軽口を叩きながら鋭い攻撃を仕掛ける男を、食えない奴、と思う喪子。
以前戦場で剣を交わして以来お互いをライバルと見ている2人は
会えばいつでも剣を交わすそんな関係。
139 名前: 彼氏いない歴774年 [sage] 投稿日: 2009/05/19(火) 20:52:20 ID:JIju7MXF
けれど情勢が悪化しいよいよ喪国が滅亡の危機。
喪国は池面国に降伏。
けれど喪国の軍部の有志達が一矢報いようと池面国に乗り込む。
その一行に恩師のためとか色々あって加わざるをえなくなった喪子。
圧倒的不利な状況で池面国に乗り込む。
そこで再会する2人。
ボロボロの衣服、流血だらけの出で立ちで現れる喪子に言葉を呑む男。
「剣を取って下さい」
「おまえな...」
こんな状況で勝負などできるはずがない。
そう思う男。
少なからず男は喪子のことが気に入っていて、
戦場にありながらも喪子との真剣勝負が楽しみだった。
でも今剣を取れない、と思う。
喪子のほうは男が敗戦国の哀れな自分に情けをかけているのだと思い憤る。
「取って下さい」
男は溜息を吐く。
「無理無理」
いつもの軽い様子で拒否する男。
喪子は血管ぶっちん切れる。
「ならば斬り込むまで!」
喪子の攻撃をひょいひょいと何も持たずに交わすのみの男。
「どうしたんですか!いつものあなたらしくもない!」
剣を振るい続ける喪子、いつになく気負い殺気立っている。
そんな喪子の剣を一瞬の隙に足で蹴り上げ、投げ飛ばす男。
「何を...!」
剣士である喪子には神聖な剣を足で蹴り上げるなどの所業が信じられない。
男も剣士であると思っていたのでその礼のなさに憤る。
「あなたは剣士としての志はないのですか...!」
「ねぇよそんなもん」
あっさり言う男。
へなへな力がぬける喪子。
こんな男のためにわざわざ剣をふるったのかと自分が情けなくなりその場にへたりこむ。
その足下に座り込む男。
「振るえるわけないだろう」
そして喪子の手にさっき投げ飛ばした剣を握らせてやる。
「おまえ、死ぬつもりなのに」
ぐっと両手で喪子に剣を握らせる男。
「俺に殺されたかった?」
喪子の手に剣を握らせたまま、男は喪子の頬に触れ、子供をあやすような声で言う。
いつもの軽い調子とは違う、とろけるような優しい声で。
「俺のとこに来いよ」
「...私には何もないんです、戦う場がなくなれば」
「いいから」
そう言って傷だらけの喪子を問答無用でかつぎあげる男。
その背中でボロボロ泣く喪子。
国を失って生きていく希望が見えなくなり、死ぬつもりで池面国に乗り込んできた喪子。
実は男は政治家を出すような大きな家の次男坊で、そこで一緒に平和に暮らしたりするといい。
あーツンデレしたいよ!ツンデレしたい!
世は可愛い子しか許されないけど妄想ではツンデレなんだ!
2009年06月26日
会えばいつでも剣を交わす
posted by moge at 22:49
| Comment(16)
| 妄想
未だに「喪子」という名前に吹いてしまう
萌えた
>>138今すぐ漫画なり小説なりに具現化するんだ!
そしてさらって欲しい
喪子が祖国でしか変換できなかった
……そうかリヒテンがいましたねすいません
早く具現化する作業に戻るんだ
男の優しさを感じながらそれでも素直になれない自分に、どうしていいかわからなくなる。
そんな時、池面国を狙う他国勢力からの宣戦布告、反対勢力(かつての喪国残兵たち)が利用され捨石にされる情報をどこからか知って、喪子は再び決意する。
「あなたがくれた平穏な毎日が、とても嬉しかった。
でも、私はやはり変われそうにありません──」
(モノローグかもしくは置手紙)
喪子が去ったと知って、残された男が苦笑いしながら「仕方ねぇなぁ……」と呟き、再び愛剣を取り。
どうも平穏ENDより二人で旅立つENDとかに弱いんで、つい妄想とまらなくなって書き込んでみた。
が、こういうの書くのって難しいな。お目汚し失礼。
妄想のなかでも喪なわけない
その際に喪子が髪をバッサリ切ってほしい
ムーランみたいな。
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