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@喪女板
622 名前: 彼氏いない歴774年 [sage] 投稿日: 2009/03/28(土) 00:01:08 ID:n024+YnR
ひょんなことからでかい組織の秘密を知ってしまい命を狙われる喪子。
偶然出会った集団に保護され、陽気な無節操なリーダーや無口な侍に囲まれて
スリルを味わいながらも楽しい日々を送る。
ある日敵からの狙撃を受けチームはバラバラにはぐれてしまう。
喪子と一緒にはぐれたのは顎髭ニヒルな黒スーツの拳銃使いだった。
実は彼が苦手だった喪子だが、
彼の優しさ(逃げるとき喪子をかばって怪我をしたのに黙っていたり)に
だんだん惹かれていく。
もちろんドキドキシーン(保護の都合上同じ部屋で寝ないといけないとか)もある。
すったもんだの末にみんなと再会することができ、悪党はあえなく逮捕。
喜ぶ喪子だが、やはり素直に両手ばなしでは喜べない。
―――彼と会えなくなる。
別れの際、彼のトレードマークである帽子をかぶせられポンポンされる。
「子供じゃない!」
と怒ってしまい、それをまた彼にからかわれ
気持ちを伝えられるような雰囲気じゃなくなってしまう。
どうしよう、このままじゃ一生会えなくなっちゃう。
涙目の喪子に困ったように彼はため息わ漏らす。
困らせてしまった、と涙がこぼれそうになった喪子に彼は言う。
「顔、あげろ」
「…いや」
今上を向いたら泣いていることがバレてしまう。
そうしたらもっと彼は困る。
そんな思いが頭をぐるぐるして、ついに涙はこぼれ喪子の頬を伝っていく。
そんな頬にふいに柔らかな感触が。
目をあけると、いつもより近い場所にある彼の顔があり、
目が合うとその頬は赤く染まっていった。
「…お子様にはそれで十分だろ」
バツが悪そうに彼は呟くと、彼の帽子をかぶったままの喪子の頭を
ポンとはじき車に向かって歩き出した。
車内ではフェロモンムンムンのお姉ちゃんが
「あら、あれでよかったの?」
とか、リーダーが喪子に
「あ〜ばよ〜!」
とか言ってたりする。
侍は車の上で待機。
喪子は彼らに手を振り、車は去っていく。
彼はずっとそっぽを向き、喪子のほうは一度も見なかった。
と、ここまできて続きをどうしようか悩む。
このまま会えなくて彼の帽子を見るたび思い出すendか、
数ヶ月喪子のアパートの前に花束(一緒に逃げるとき好きだとか言った花の)持って
落ち着き無い彼がいるendか
681 名前: 彼氏いない歴774年 [sage] 投稿日: 2009/04/03(金) 01:19:57 ID:3LoU4KVk
泥棒一味に匿われるシリーズ的な流れで
黒髭危機一髪が既出なので、純情侍のほうで妄想してみる。
相部屋で護衛中、風呂上りの喪子のいるはずの
脱衣所から悲鳴と物音がして慌てて駆けつける純情侍。
そこには怯える喪子と蜘蛛が。
ほっとして蜘蛛を刀の上に載せ窓から逃がしてやる
「無益な殺生はせぬ」とか言うやさしい侍
はっと見ると喪子はパンツ一丁ポロリもあるよ!
気づかなかったがこれはなんとも刺激的☆
純情侍はとっさに目を逸らすでござる。かたじけない。
喪子としてはこんな喪女の粗末な体を見せてしまい
誠にかたじけない。気まずい2人でござる。
ひとつの部屋だと先程の姿を思い出して
変な気分になりそうなので隣の部屋に移動する侍。
その椅子に座って外を見る侍をようやく見つけ、
日本茶を配給するが、侍ときたらそっけない態度で目も合わせてくれないでござる。
こんな喪女が粗体でお目汚ししたからに違いない。悲しいでござる。
やっぱり喪女が男児に守ってもらおうなんて間違いだったでござるよ…
喪ゆえの超ネガティブクオリティで侍の見ていない隙に
荷物をまとめてこっそり出ていこうとする喪子。
エレベーターまで来たとき後ろから伸びた手に手を掴まれる。
「どこへ行く」
できるだけ静かにと物音を忍ばせていたのにさすがはプロ
「離してください!これ以上ご迷惑かけたくないんです」
「拙者は何も迷惑などと言ってはおらぬぞ」
「だって…さっき、目も合わせてくれなかったし…」
「!あれは…」
煩悩に惑わされそうで直視できなかったとは言えない侍。
気を遣わせているなら悪いと思ってかまをかけてみる喪子。
「じゃあ一緒に、部屋に戻って下さい」
「…それは……」
「やっぱり嫌ですよねうわああんごめんなさい出て行きます」
「待て!嫌だとか、そういうことではない」
「?」
男というものを知らない娘は怖いと頭を抱える侍。
682 名前: 侍続き [sage] 投稿日: 2009/04/03(金) 01:23:19 ID:3LoU4KVk
ふと見ると、今にも涙がこぼれそうなのを必死でこらえている喪子
驚いてその体をそっとぎこちなく抱き寄せる侍。
「!?」
「…すまぬ。拙者の未熟さ故に。
お主をそこまで思い詰めさせてしまったのだな」
「もう決してお主を不安にさせるような真似はせぬ。
詫びとして、今夜はずっと寝ずに見張りをし、お主を守ろう。
だから頼む。部屋に、戻ってくれぬか」
責任感の強さから更に自分の首を絞める侍
部屋に戻った途端、目計らったように雷がドンガラピシャーン
すぎ恵美子もビックリのナイスタイミングだ。
とっさに喪女にあるまじき声を出して、隣の侍にしがみついてしまった喪子。
慌てて体を離そうとして、侍の腕に阻まれる。
「気にすることはない。怖いなら頼ると良い」
こんな時はいつも一人でやり過ごしていたけど
傍に誰かがいてくれるだけで、これほどに心強いものなんだ…
と胸の中でそっとトクントクンポエムを綴る喪子
「じゃあ。今日はとなりで、一緒に寝てくれますか?」
侍のほうの心臓が飛び跳ねたのは言うまでもない。
「そ、それは無」
「おねがい」
かくして雨音と雷鳴の響き渡る中、自分の背中に
しがみついてすやすやと眠る喪子の寝息を聞きながら、
侍は一晩中精神修行を強いられる羽目になったでござる。
そのストイックな精神とは裏腹な健康な20代青年の体を
侍がこれほど呪った夜はないでござる。
純情侍武者修行・完
続きものっけておくれよ
「あら、あれでよかったの?」
とか、リーダーが喪子に
「あ〜ばよ〜!」
とか言ってたりする。
侍は車の上で待機。
喪子は彼らに手を振り、車は去っていく。
彼はずっとそっぽを向き、喪子のほうは一度も見なかった。
不ニ子、ルパソ、伍右衛門、次πしか出てこない
というかそういうことでしょ
ところで泥棒リーダーはありませんか。女好きなのに変なところで紳士な例のヤツは。
誰かこの企画書提出してええぇ!!
小躍りして予約する
ルパソ一味を追いかけるのと悪党を捕まえるのと喪子を庇うの狭間で揺れて
一味に助けられながら最終的に喪子を庇いつつ悪党を捕まえて大団円
アレ?私いつかきこんだっけ。。
>>681の文才にワロタw
ところでリーダーがいませんがどういうことですか。
趣旨変わっちゃうかもしれないけど
お色気おねいさんと逃げるハラハラストーリーも
いいと思うんだ…
大変いい
「女に生まれたからにはもっとオシャレしなくっちゃ」とおねいさんに誘われて
華麗にドレスアップ&メイクアップするとアラ不思議というのも
一種のシンデレラストーリーだと思うんだ
喪子すげえな
小説でもいいから直ちに発行すべき
いい、大変いい。
リーダーシナリオとお色気ねーちゃんシナリオを含めたゲームを至急発売するんだ
モニタの前でウヒィ〜とかヒョエ〜とか悶えながら読んだ!
すっごい楽しかった!
萌え過ぎて脳からなんかいろいろ出た!
純愛っぷりが最高
リーダーととっつぁそも見たい
お色気おねいさんはメイクアップもいいけど百合でもいいな
文才はんぱねぇwwww
早く続きを!
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