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@801板
35 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2009/03/24(火) 00:25:18 ID:vkLDRwBu0
真珠のネックレスは関係ないと思います。
36 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2009/03/26(木) 01:20:59 ID:nCNVSZWxO
入社早々、新人教育担当の三十路独男Bにうっかり惚れてしまった新入社員A。
何とかBに気に入られようと日々躍起になって仕事にのめり込んだ結果、
ある日「たまには息抜きでも」と他でもないB本人から飲みの誘いがかかる。
その晩、嬉しさと過度の緊張で飲めもしない酒を
がぶがぶ煽っったAは案の定酔いつぶれ、気が付けばBの家に運ばれていた。
独り身にしてはやや広いマンションの寝室で、Aは暗さに慣れない目を
擦りながら辺りを見回す。とそこには、やはりやや広めのベッドにAを寝かせ、
当の自分は床で寝息を立てているBの姿が。
先ほどまでの酔いはどこへやら、真っ青になり飛び起きるA。
とりあえず、何とかしてBをベッドの上に運ぼうとベッドサイドの灯りをつけた。
すると……
ぼんやりとした照明の下にAが見たもの、それは丁寧に飾られた真珠のネックレスだった。
こんなものをなぜ男の独り身が?と首を傾げるAにまるで応えるかのように、
寝ているBがぼそりと女性の名を呟く。
驚いて同じ名を聞き返したAに、Bは寝ているのか起きているのか、
目を瞑ったままでもごもごと口だけを動かした。
「女房だよ…………もう……いねぇけど……」
そこまで言って、また寝息を立て始めるB。
その瞬間、Aは全てを悟ったのだった。
今自分達のいる寝室が、妙に広い訳。
古い出勤簿を整理していた時に見つけた、Bのまとまった臨時休暇の訳。
Bの同僚達が何かと理由をつけてはBを飲みに誘いたがる訳。
そのくせ、合コンやキャバクラ接待には決まって独り身であるはずのBが呼ばれない訳。
昼休み、何気なく「気になる人はいないか」と聞いた自分に、Bが寂しそうに笑って首を振った訳。
毎日同じ時間、Bが何かを待つように、鳴らない携帯をじっと見つめている訳。
その晩Aがひっそりと流した涙は、
薄明かりに照らされ真珠のように光っていたという。
ハッピーエンドにしてやってくれよ…
最初っから最後まで読みたいのですがどこに売っていますか!
「ほほう、パールを小道具に使うとは、いやらしい…」とか思ってホントすみません!
米おま俺
だけど※5wwww
お前ってヤツは…
すみませんでした
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