チラシの裏@801板 百四枚目
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1199776088/l50
386 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/11(金) 00:09:45 ID:I45xvMD+0
「チョコパフェとか イケメンとか マジで夢中になれる年頃なの」
とか聞くけど、チョコパフェにマジで夢中になってるというのはどんな状態だろ。
老舗の旅館に生まれ、赤ん坊の頃から和食に慣れ親しみ、素材を殺さぬ味付け、
見た目でもてなす心に身近に触れて育った。漠然と、自分はこのまま親の家を
手伝って生きる事になるのだろう、それ以外の道など考えも及ばない、そう思っていた。
ある友人の誕生日に、ファミリーレストランでのささやかな祝いに招かれた。
家ではとても許してもらえないような濃すぎる味つけ、彩色のきつい洋風料理。
他の子らがべたべたになりながら口に運ぶのを目の片隅に、自分もそっと、匙で
すくった冷たいそれを舌の上に載せた。
それが、チョコパフェとの出会い。
甘やかなときめき、世界が変わった瞬間だった。
もっと、もっといっぱい食べたい。
けれどそんなの父が許してくれるはずもなく(今まで和食一辺倒で育てられたのだ)、
ついに自分で作ればいい、と決意する。ある夏の日、家人や料理人らは川床でのもてなし
に奔走していて、家の方には留守である。
準備は整えた。透明で細長い、鶴の首のように美しいガラス容器の底に
コーンフレークを敷きアイスクリームを注いでいく。
ところが完成させる前に溶けてしまう。何度試みても同じ。
レストランで知ったあの夢のような形に届くべくもない。
何が間違っているのだろう。
自分ではやはり、無理なのだろうか。
と、それまで手伝うでもなく、そんな軽薄なもの、と軽蔑の眼差しで見ていた兄が口を開いた。
「馬鹿だな。前もってガラスを冷やしておかないからだよ」。
衝撃の一言だった。
年もそんなに変わらないというのに。
しゅんと肩を落とす。
じわりじわり、アイスクリームが形を失っていく。
すると、兄が声を掛けた。
「やり直さないのか」
兄はパタンとアイスクリームの蓋を閉めて冷凍庫の中に入れ、
代わりに氷を出してガラス容器に注ぎ、パタンとこちらも冷凍庫へ。
「こうすりゃ早く冷えるだろ」
兄は戸口に座りなおし、漫画へ目を戻してしまった。
何故だろう、チョコパフェが完成したら、
一番に兄に食べてもらいたい、そんな思いがふつふつこみあげた。
この頃の自分は、兄がひどく病魔に冒されている事など知らされていなかったのだけれど。
シュレディンガーのチョコパフェ
2008年06月23日
チョコパフェ
posted by moge at 00:34
| Comment(31)
| チラ裏
ということでよろしいでしょうか
にしてもなんでヤツラの想像力はこんなにも異常なんだw
で、これいつ発売?
もはやなんでもありだな
これは才能の無駄遣い
感動した
ふつうに兄妹でいい
兄←弟本で
兄もパフェ好きなのだと思った
んで、
『兄がひどく病魔に冒されている』
↑の文章でパフェの食いすぎで糖尿病になってしまったと思い、「ちょwww兄貴どんだけ甘党www」
と思ってた自分を殺したい
兄が銀さんにしか見えなくなった
弟=新八とかですか
病魔と言ったら高杉さんだろ!!
モロゾフのパフェとか言うから検索しちゃったじゃないかぁぁぁぁ
なんで関東にないのォォォ
※seesaaが重い時は反映されるまで時間がかかります。