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@喪女板
433 名前: 彼氏いない歴774年 [sage] 投稿日: 2010/07/21(水) 16:39:45 ID:2o/iAVf2
会議室みたいなところでじゃぱねっと高田さんと二人でいると
突然高田さんが「かくなる上は…!」と言いだし
覚悟を決めた顔でネクタイをしゅるると外し始めた
なぜか「社長…!だめですよ…!ここは私が…!」と止める自分
しかし高田さんは少しきつそうな顔で微笑みながら
「君に行かせるわけにはいかないでしょう?私は…社長ですから」と一言
「じゃあせめて…これを…っ!何かの役に立つはずです…!」
自分が渡したのは長い高枝切りばさみだった
高田さんは「君もすっかり私に染まってしまったようですね…」と言いながら
「これ更に伸びるから便利なんですよ」と伸ばして遊んでいた
一通り伸ばしたり縮めたりで遊び終わった後に、意を決して立ち上がる高田さん
寂しくて感極まって、でもなんと言っていいのか分からなくて「社長…!」と言うと
「ふふ…分割払いをおすすめするのを忘れていますよ」と微笑まれた
ドアを開けるとスーツを着た男性が待っていて「社長…行きましょう」
高田さんは彼を見て「ああ…君もすまないね。最後だし、手を繋いでいこう…」と言い
二人で手をしっかりと結んで前に向かって歩んでいった
ドアが閉まった瞬間人生であんな泣いたことないくらい大泣きした
さっきテレビに高田さんが出ててまた「社長…」と切なくなった
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