2010年08月09日

友人だけど主従

*9が指定したカプ・シチュに*0が萌えるスレPart19
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@801板

399 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/08/08(日) 18:37:49 ID:b5+hhnzE0
友人だけど主従


400 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/08/08(日) 22:06:04 ID:rh98auuQ0
「お前なあ、もう少し危機感持てよ…」
「んー?なんで?」
「なんでって…今どんな状況だか分かってるのか?」
「分かってるよ〜。信頼してた家臣の謀反にあって、お城の周りを取り囲まれてる、でしょ?」
「そうだよ!そう!分かってるなら、なんでそんなお気楽なんだよ!」
「お気楽ってひどいな〜。俺はいつでも真剣だよ?」
「どこがだ!真剣な奴はこんな状況で一人ファッションショーなんてしないだろ!」
「え〜、いいじゃない。ねえ、これとこれどっちが似合う?」
「知らん!というかお前それ俺の服じゃないかよ!」
「バレた〜?王子様の服ってずっと着てみたかったんだよね〜。ふふ、変な服〜」
「うるさい!お前ほんとにどうしたんだよこんな時に…」
「こんな時だからでしょ〜。ねえ、俺たち最初に会った時のこと覚えてる?」
「え?…ああ、まあ…。庭に忍び込んだお前が俺に話しかけてきたんだろ」
「そうそう、覚えてるんだね〜!君は下らないことは覚えてないタイプだと思ってたよ!」
「く、下らないなんて思ってない!…お前が話しかけてくれて…俺は嬉しかったよ…」
「…俺も。…俺も、あの時話しかけて良かったと思ってる」
「なんだよいきなり…恥ずかしい奴だな」
「ううん、別に〜。ねえ、ところでさ、このお城って地下に外に通じる逃げ道があるの知ってた?」
「え!?なんだよそれ!俺聞いたことないぞ!」
「うん、王様がねえ、秘密だぞって教えてくれたんだよね〜。ほら、地図に○がつけてあるでしょ?」
「知らなかった…!そんな道があるなら早く逃げるぞ!他の者たちも連れて…」
「そうだね〜。じゃあ俺が他の人たちを連れてくるから、先に行っててよ」
「え?でも皆で一緒に…」
「だめだよ〜君、走るのすごく遅いじゃん!皆と一緒だったら置いてかれちゃうよ?」
「おいうるさいぞ!…まあ確かに俺は足が遅いが…」
「分かってるならほら、先に行って!あまり遅かったら俺も置いてっちゃうよ!」
「うう、くそ…。じゃあ先に行ってるからな!必ず追いつけよ!」
「うん、人の心配してないで頑張って走るんだよ〜」
「ああもう危機感のない奴め!」


401 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/08/08(日) 22:06:49 ID:rh98auuQ0

どたどたと寝巻のまま駆けていく彼の後姿を見つめて、俺はふっと微笑む。
これが多分、彼を見る最後の姿。
君に伝えたい思いはいくつもあるけど、俺はそんなに器用じゃない。
ごめんね、君の悲しむ顔は絶対に見たくないんだ。

広場を見渡せる窓を開け放つと、眼下に広がるのは反旗を翻した無数の兵たち。
必死に平和を築いてきたこの城を、敵と見なして陥落させようとする民衆たち。

「お前たちの敵はここにいるぞ!」

思い切りそう叫ぶと「王子」の姿に気付いた者たちからいくつもの怒号が浴びせられる。
背格好の似ている俺は今、顔以外は近くから見ても完璧に王子に見えることだろう。

…あとどのくらいで奴らはここまでたどり着くだろう。
それまでにあの足の遅い王子…いや、俺の一番大事な友達は、どこまで逃げられるだろうか。

暖炉で赤々と燃える炭を一つ火ばさみで掴みながら、俺はぼんやりとそんなことを考えた。
posted by moge at 18:29 | Comment(34) | 801

自分は犯罪に巻き込まれ、刑事二人に守られてた

【夢の中まで】貴方が見た夢 その2【801】
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@801板

354 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/07/27(火) 10:12:30 ID:DEboNiOx0
自分は犯罪に巻き込まれ、刑事二人に守られてた。
先輩後輩の二人組。
先輩はかなりの喫煙家。常に不機嫌そうに煙草をふかしてる。スーツをだらしなく着ている。
でも自分は被害者だってのもあるけど敬語で色々気を使ってくれた。
後輩はまさに甘いマスク。敬遠されやすい先輩に懐いてる。いつも身なりが整っている。
この人はお人好しでまさにお気遣いの紳士。もうお母さんレベルで色々心配して手を焼いてくれる。

組織に後輩と一緒に捕まってしまい、後輩が悪人に殴られ蹴られしてしまう。
しかし先輩が応援を引き連れて助けにきてくれ無事犯人達は逮捕。
後輩と自分を後部座席に乗せ先輩が運転する車で送ってくれる事に。
先輩は不機嫌そうにバックミラーを見て「お前の家に行くぞ。その服着替えろ」
後輩はネクタイは締めてなくて全体的に埃で汚れて、シャツはしわくちゃでボタンが取れ、スーツはよれよれ。
後輩が「でも署に戻って後処理して終わってからでも…」と言っても、いいから行くぞの一点張り。
後輩が身なりを整えて戻ってくるとそっけなく「さっさと行くぞ」と踵を返す。
自分は先輩の横を歩いていた。
見ると煙草の煙を吐き出す為と見せかけて大きくため息をついていた。
きっと後輩が自分と一緒に捕まった時凄い心配して、怪我をしてボロボロな格好を見て動揺し
身なりを整えた普段通りの姿を見て安心したんだろうなぁ。そう思って再び車に乗り込む時、
疲れたから後部座席で横になりたいと頼み後輩を助手席に座らせた。後部座席で寝たふりしてた。
色々事件の事を話してたけど少し無言で間が開いた後に「心配させてすいませんでした」という
後輩の声が聞こえて、ライターのシュボッて音の後に「お前の心配なんてしてねぇよ。馬鹿が」

うおおおおおおおおおおーーーーー!!と心の中で叫んだら目が覚めた。

もう本気で目覚めた事を後悔した。
夢とは思えない程ストーリーがしっかりしてたので途中までサスペンス好きだから不安がりながら
wktkしてたけど今は違う意味でwktkしてる。
見たい夢の続きを見る方法をググった。今夜に向けて全力を尽くす。
posted by moge at 18:26 | Comment(13) | 801

手を差し出す

「もてなすぎて頭おかしくなったな」と思った瞬間 5
ttp://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/wmotenai/1268136482/l50
@喪女板

778 名前: 彼氏いない歴774年 [sage] 投稿日: 2010/07/20(火) 00:28:20 ID:ATbxLemE
飼い犬に「私と一生をともにお過ごしください…結婚、して頂けますか?」
などと言いつつ手を差し出す。首をかしげつつ前足を預けてくれる。
感激のあまり抱きしめると、じたばたもがいて腕の中から出ていってしまう。
少し寂しそうにしてると戻ってきて横に寄り添ってくれる。

これを定期的にやる。
posted by moge at 18:25 | Comment(8) | もてない女

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